頭皮毒と活性酸素の関係

水銀やナマリ、カドミウムなど、これらの重金属は私たちのカラダにとって有害であることはご存知だと思います。しかし、この有害重金属は、毎日私たちのカラダに入ってきています。

食品に含まれていたり、呼吸により空気から入ってきたり、皮ふから吸収したりしているのです。これらの有害重金属をカラダから出さなければ、カラダが不調になる可能性が高まってしまいます。

一番のデトックスは便での排泄ですが、実は、髪の毛からも排泄されています。つまり、排泄のために頭皮に有害重金属が集まっているということなのです。

この、頭皮に集まった有害重金属が髪をつくる細胞へダメージをあたえ、髪が細くなったり薄毛になったり、またはハゲたりしてしまう原因になっています。頭皮の脂が酸化して毛根に付着(頭皮毒)し、毛穴をふさいで髪の毛をつくる毛母細胞の分裂活動を弱らせているのです。

では、どうして頭皮毒がたまってしまうのでしょう。これには、活性酸素が関係しています。もう少し詳しく説明します。

活性酸素とは

私たちは毎日呼吸をして、酸素を取り入れて生きています。この酸素の一部(約2%)が活性酸素になるといわれています。活性酸素は、酸素を取り入れている以上、逃れることのできない物質です。

一般的に活性酸素というと、悪者のイメージがあると思います。確かに、多すぎる活性酸素は、病気の原因となり、私たちのカラダを傷つけます。

しかし、適度の量であれば良いこともあります。活性酸素は、酸化力が強い酸素で、体内で細菌やウイルスなどと戦っているのです。また、酵素の働きを促進する作用もあります。活性酸素は、カラダの健康維持のために必要な物質なのです。

しかし、増えすぎた活性酸素はカラダにとってよくありません。酸化力が強いので、健康な細胞へダメージを与えてしまうのです。

酸化力が強いということは、カラダを錆びさせるということですので、活性酸素が原因で、肌にシワができたり動脈硬化などの生活習慣病を起こしたりするのです。また、老化の原因も活性酸素といわれています。

活性酸素が発生する原因

適量であればカラダに良い影響を与える活性酸素ですが、なぜ、増えすぎてしまうのでしょうか。活性酸素が増えすぎてしまう原因には、さまざまなことが考えられます。

ストレス

私たちは、人間社会で生活している限り、多かれ少なかれトレスを感じます。しかし、そのストレスを緩和するためにホルモンが分泌されるようになっています。それによって、ストレスが和らげられるのです。

このストレスに対するホルモンを分泌するとき、一緒に活性酸素も作られるのです。

紫外線

紫外線を浴びると、肌が黒くなりシミの原因になるといわれています。これは、紫外線を浴びたとき、紫外線からカラダを守るために活性酸素が生まれ、増えすぎた活性酸素が肌の細胞を傷つけているからシミになるのです。

運動

スポーツなどでカラダを動かすことは気持ちが良いものです。しかし、激しい運動には注意が必要です。

激しくカラダを動かすと、それだけ酸素が必要になってきます。たくさんの酸素を取り入れるということは、おのずと活性酸素の量もふえるということです。

また、運動によって体温が上昇すると、活性酸素の発生率もアップしてしまうのです。

その他

活性酸素は、普段の生活の中で常に発生します。電磁波を受けることでも発生しますし、タバコやお酒もそうです。不規則な生活が原因にもなりますし、添加物の入った食品や大気汚染もそうです。

活性酸素が頭皮毒をつくる

私たちのカラダの中で、ミネラルなどの金属と酸素が結合すると、活性酸素が発生しやすくなります。このとき、本来は体内にないはずの有害重金属が酸素と結合すると、活性酸素はさらに発生する可能性が高まります。

つまり、有害重金属が多ければ多いほど、活性酸素の発生率がアップするといえるのです。

特に頭皮には排泄のために有害重金属が集まっています。ですから、頭皮で活性酸素が発生する可能性も高いということなのです。

活性酸素は、頭皮で脂肪酸を酸化させます。これが頭皮毒です。頭皮毒は毛根や毛母細胞に悪影響を与えます。ときには、毛母細胞を死滅させてしまいます。死滅した毛母細胞からは毛は作られません。それはハゲを意味します。

薄毛やハゲの対策として活性酸素をおさえることは、とても重要なことです。