フケの原因は「菌」って聞いたけど本当ですか?

「毎日シャンプーもリンスもしているのに、フケが多い」、「朝起きるとフケがある」、「気がつくと肩にフケが落ちている」、このような悩みは、精神的にもツライものです。

フケの主な原因は、頭皮の乾燥です。ただ、それだけではありません。マラセチア菌という普段から皮ふについている菌が異常に増えると、フケが多くなることもあります。

フケの主な原因は頭皮の乾燥

頭皮が乾燥してしまう原因は、洗浄力の強い成分を配合しているシャンプーを使うことで皮脂を取りすぎているからかもしれません。

頭皮を清潔にすることは大切ですし、皮脂を洗い流すことも重要です。しかし、シャンプーで皮脂を洗い流し過ぎるのは禁物です。

皮脂は私たちの敵ではなく、味方なのです。皮脂が出ることによって雑菌の侵入を防いでくれています。さらに頭皮の弱酸性状態を保ち、細菌の増殖からも守ってくれています。

また、頭皮の保湿効果もあります。皮ふから水分が蒸発することを防いでいるのです。その結果、髪や頭皮にうるおいが保たれているのです。

皮脂は、頭皮に潤いや程よい弾力を与え、肌荒れを防いでいます。また、雑菌の侵入を防いだり繁殖をおさえたりしているのです。

これらの働きのある皮脂を必要以上に落としてしまうと、頭皮が乾燥状態になってしまいます。その結果、フケが出やすい環境になり、さらに菌が増殖し、ますますフケが多くなるのです。

また、皮脂を取りすぎてしまうと、逆に皮脂の分泌が異常に活発になり、頭皮がベタついたりかゆくなったりする場合もあります。

皮脂を取りすぎてしまうと、皮脂が足りないとカラダが勝手に判断し、不足している皮脂を補うためにどんどん皮脂をつくり出すのです。

過剰に皮脂が出てくると、毛穴や頭皮にたまってしまいます。そして酸化し、頭皮毒となり、毛穴をふさいだり角質と混ざり合ってフケとなってしまうのです。

これまでお伝えしたように、シャンプーのしすぎは、乾燥した頭皮にもなりますし、ベタベタする頭皮にもなってしまいます。どちらにしてもフケを多くする原因となります。

特に洗浄力の強いシャンプーで1日2回以上シャンプーをしている人は、要注意です。まずは、シャンプーを1日1回にしてみてください。

それでも改善されないようであれば、シャンプーを変えてみてください。洗浄力の強いシャンプーは、確かに洗った直後はさっぱりして、頭皮も清潔になります。

しかし、それが落とし穴になっています。強い洗浄力のシャンプーでくり返し洗うと、皮脂のとりすぎになってしまいます。

フケが多く出る人は、どちらかというと洗浄力の弱いシャンプーがおすすめです。アミノ酸系シャンプーやノンシリコンシャンプーなどがおすすめです

また、シャンプー後も大切です。洗いっぱなしで髪や頭皮を湿らせたままにしておくと、雑菌が増えていきます。シャンプーのあとは、ドライヤーを使って髪だけでなく頭皮も乾かしておきましょう。

湿った状態が続くと、マラセチア菌が増殖します。それがフケの原因となります。

マラセチア菌

マラセチア菌とは、ほぼすべての人の皮ふに存在している菌です。もちろん、頭皮にもいます。

マラセチア菌は、皮脂を脂肪酸にし、肌を弱酸性に保つ働きがあります。しかし、マラセチア菌が増えすぎてしまうと皮ふが炎症をおこし、かゆくなったりフケが多くなったりします。

マラセチア菌が好むのは、脂分と湿気です。皮脂が多く出る人は、おのずと頭皮の湿気も多くなっています。つまりマラセチア菌が喜ぶ環境を作っているので、マラセチア菌が増殖します。

皮脂が多く出る原因として考えられるのは、シャンプーのときに皮脂を取りすぎていることです。皮脂を取りすぎてしまうと、「皮脂が足りない」と察知して、皮脂が多めにでてきます。他にも、体質や健康状態、ストレスなどの影響でも皮脂が多くなることがあります。

マラセチア菌は、皮脂を分解して遊離脂肪酸という肌に刺激になる物質を生み出します。この遊離脂肪酸が肌の炎症をおこすことが原因で、フケが多くなってしまうのです。

シャンプーで皮脂を取りすぎるのもよくありませんが、シャンプー時のすすぎが足りずシャンプー剤が頭皮に残ったり、整髪料が毛穴に入ったりすることも、マラセチア菌が増殖する原因となる場合もあります。

その他

これまでお伝えしてきたとおり、頭皮の乾燥や菌による影響などで、フケが大量に発生します。しかし、フケが多く出る原因はそれだけではありません。

紫外線による日焼けもあります。パーマや白髪染めに含まれる薬剤によるアレルギー反応かもしれません。さらに、ストレスが原因となることもあります。

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