頭が油臭い! なんで?

「毎日シャンプーしているのに、午後になると頭が匂ってくる」、そんなことで悩んでいる人はいますか?

頭の匂いはワキガとは違い、「気がついたときにちょっとふき取る」なんてできません。学生さんでしたら、午前中に体育の授業があると、昼食のときに気を使ってしまいます。職場でしたら、狭い空間で汗をかいてしまうと頭の匂いがすぐに充満してしまいます。

主な原因は、フケや皮脂にあります。なぜフケが増えてしまうのか、なぜ皮脂が匂うのか、一概にはいえませんが、シャンプーが原因かもしれません。

シャンプーの方法

このページを読んでくださっているあなたも、もちろんシャンプーをしていると思います。シャンプーの主な目的は、髪の汚れを落とすこと、そして、頭皮を清潔に保つことです。

歯磨きと同じで、多くの方は自分のシャンプー方法に間違いはないと思っているでしょう。しかし、正しい方法でシャンプーをしている人は意外と少ないようです。

髪の汚れを落とし、頭皮を清潔にたもつことで、すこやかな頭皮環境を整え、健康的な髪を育てるシャンプー方法があります。もちろん、頭皮を清潔にすることができれば皮脂の匂いもおさえられます。では、順番にみてみましょう。

①髪をブラッシングする

髪を洗う前にブラッシングします。ブラッシングするだけで髪についたホコリなどをはらうことができますし、髪のからまりを整えることもできます。

シャンプー前にブラッシングしている人は少ないようですが、ブラッシングの効果は意外と大きいものです。

②シャワーで髪と頭皮を洗う

乾いた髪にシャンプー剤を直接つけるのはやめましょう。まずは髪と頭皮をシャワーで洗います。

シャワーすることで、ブラッシングで落としきれなかったホコリやチリをとることができます。また、これからシャンプーで髪も頭皮も洗っていくので、髪の表面だけ濡らすのではなく、頭皮までしっかりシャワーのお湯をあて、シャンプーしやすい状況を作っていきましょう。

③簡単にシャンプーする

先にお伝えしますが、シャンプーは2回します。まずは1回目です。この時のシャンプーは髪の汚れを落とす程度のつもりで大丈夫です。また、頭皮の汚れや皮脂を浮かび上がらせるイメージも持ってください。

このとき、手の中で十分に泡立ててからシャンプーします。

④すすぐ

さっと洗ったらすぐにすすぎます。いつまでもシャンプー剤をつけておくことは頭皮によくありません。この後すぐに再びシャンプーしますので、すすぎはざっと流す程度でも良いです。

⑤頭皮まで洗う

もう一度シャンプーします。すでに髪の汚れはほぼ落ちているので、頭皮を清潔にするイメージでシャンプーします。

頭皮を動かしマッサージしながら洗います。爪を立てずに10本の指の腹を使い、毛穴にたまった皮脂をつまみ出すようなイメージでマッサージしてみましょう。ただ、時間をかけすぎることは禁物です。できれば1分以内、長くても2分以内に終えましょう。

もし、頭皮が固くて動かなくても安心してください。毎日続けてマッサージしていれば頭皮は柔らかくなっていきます。程よい弾力と柔らかさになってくれば、健康的な頭皮に近づいている証拠です。

⑥しっかりすすぐ

髪や頭皮についたシャンプー剤をしっかり流します。すすぎにあてる時間はシャンプーをした時間の2倍です。髪はもちろんですが、特に頭皮にシャンプー剤が残らないようにしっかりシャワーで洗い流します。

もしシャンプー剤が残るようでしたら、それが頭の匂いの元になる可能性があります。健康的な頭皮や髪を育てるだけでなく、ニオイ対策としても、すすぎはとても大切なのです。

⑦リンスやトリートメントなどをする

トリートメントなどを手に取り、髪の先にいくほど丁寧につけます。髪の根元は健康な髪が多いので、髪の根元を意識するより、髪の5cmくらい伸びた先の髪を意識します。

トリートメントなどをつけたままにする放置時間は、それぞれの説明書に従ってください。

⑧すすぐ

ここでもしっかりすすぎます。シャンプー剤と同様に、トリートメント剤が残っていてはフケや匂いの元になります。

シャンプー剤やトリートメント剤が髪の根元に残り、毛穴をふさいでしまうと皮脂が酸化され頭皮毒になります。髪は細くなり薄毛になり、やがて毛が生えてこなくなります。

匂いも強くなります。髪にはデトックス効果がありますが、毛穴をふさぐとデトックスできずに頭皮が便秘状態になってしまいます。シャンプー同様、トリートメントなどもしっかりすすぎましょう。

⑨乾かす

シャンプーをした後、タオルで髪を包みしばらく放置している人もいると思います。しかし、いつまでも髪を乾かさない状態にしているのは、髪を痛める原因となります。キューティクルが開いたままになっているからです。

シャンプー終えたら、すぐにドライヤーで髪を乾かしましょう。特に髪の根元までしっかり乾かします。毛穴に皮脂が溜まりやすいので、湿っていると、匂いの原因となります。

シャンプーの方法はこちらのページにも載っていました。参考にしてみてください。

シャンプーの回数

頭が匂うからといって、夜と朝の2回シャンプーする必要はありません。シャンプーは1度で大丈夫です。

夜シャンプーをしたのに、朝になると寝汗をかいていて、出かける前にまたシャンプーしたくなるかもしれません。匂いが気になるのでしたら、特にその想いは強いでしょう。

朝起きたときに髪がベタついた感じがするのは、皮脂がでているからです。この皮脂、なぜ毎日出てくるのかというと、髪や頭皮を乾燥や汚れから守っているのです。さらに紫外線からも守ってくれています。

皮脂をおさえようとするよりも、「余分な皮脂は洗い流す」イメージをもつことが大切です。

さて、シャンプーの回数ですが、夜と朝の2回では、皮脂を取りすぎているかもしれません。あくまでも洗い流すのは余分な皮脂であって、すべての皮脂ではありません。

皮脂を洗い流しすぎると、髪や頭皮が乾燥してパサパサな髪になったり、弾力のない頭皮になったりします。

ベタつきや匂いが気になるかもしれませんが、必要以上に皮脂を洗い流さないほうが良いでしょう。

シャンプーの種類

正しいシャンプーの方法で洗っているのに、すぐに頭が匂ってくるのでしたら、シャンプーそのものを変えてみてはいかがですか。

安いシャンプーは汚れを落としますが、髪や頭皮には負担をかけています。できるだけ天然成分を配合しているシャンプーが良いでしょう。

ノンシリコンシャンプーやスカルプ効果のあるシャンプーなど、試してみる価値はあります。また、男性用の頭がスッキリするタイプのシャンプーもおすすめです。

人それぞれ、すべてのものには、「合う」、「合わない」がありますので、まずは試してみることから始めてみてはいかがでしょうか。

日常生活を見直す

頭が匂うのは、シャンプーだけが原因とは限りません。ホルモンバランスが崩れていたり、食生活がかたよっていれば、体調は崩れ、皮脂の分泌量も異常になるかもしれません。

生活習慣や食習慣を見直すことも良いでしょう。もしタバコを吸っているようなら、思い切ってやめてみるのもおすすめです。

専門家にみてもらう

何ヶ月間も使っていろいろ試してみても、なかなか効果があらわれないのでしたら、自分一人で解決しようとせず、専門家に相談すると早く解決できるかもしれません。

最後のとりでは、皮膚科やサロンです。どちらかと言うと、ヘッドスパ効果のある専門のサロンがおすすめですが、お金がかかることなので、まずは皮膚科で相談しても良いかもしれません。